盗作の代償 [アニメ・マンガ・小説]
今朝のワイドショーや新聞で話題になっていた。
末次由紀さんという漫画家が、この『エデンの花』という作品の中で、あの、井上雄彦氏のスーパーバスケ漫画『スラムダンク』を盗用したそうです。
TVには盗用した場面の対比をしていましたが、
これはもはや盗用というレベルではないだろう!?
というほど、全く同じ場面構成だった。
私は講談社の漫画はまったく読まないので、彼女のことは知りません。
だけど、もう漫画家としてかなりの既刊本もある彼女がなぜ!こんな事を!?
新聞(ウチは毎日新聞)に載っていた彼女のコメント(講談社のホームページ上)は
「モラルの低さ、認識の甘さにより、多大なるご迷惑をおかけしてしまった。」
と言うものです。
違うだろ!?それ!!!!!
モラルの低さだぁ!?モラルってなんだよ!!
認識の甘さだぁ!?何の認識だよ!!
アンタは同人誌の漫画家じゃねーんだぜ!!!同人誌なら、パロディという逃げ場があるが、れっきとしたプロの作家であるなら、それは絶対!!!!!してはならないんだ!!
ご迷惑だぁ!?一番迷惑被ったのは盗用された井上氏でも、集英社でも、講談社でもなく、他の誰でもない、アンタのファンだぞ!!
末次由紀氏が盗用などという、プロとして、人間として絶対あってはならないことをした結果、
講談社が下した処罰は末次由紀の抹殺!である。
彼女の既刊全てを絶版とし、全国の書店から回収し、現在雑誌で連載中の漫画も打ち切りというものです。
そう、この世に末次由紀という漫画家はいなかったことにされてしまったのです。
まだ、読んでる途中ですが、飛鳥部氏の『誰のための綾織』も三原順コミックからの盗用を疑わざるを得ない件があります。
本当に、まだ途中なので彼に対してはこれ以上言及しませんが、盗用が発覚すると末次氏のように作家として抹殺されると言う事を考えると、なんだか悲しくなってきます。
トラックバック 1
[盗用]「エデンの花」など絶版 講談社 すごいですね講談社。 このぐらいすっぱりやらなければ読者の納得はえられません。 昔、ビートたけしが奇しくも講談社を襲撃した時。たけしのおかあさん北野さきさんはTVのインタビューに応え「あんなろくでもない奴は死刑にし....








プライドはないんだろうか、というのが私の率直な感想ですね。この漫画家さんは、どうやら10年選手のようで、講談社もここまできっぱりと処分を下したのは、恐らくこれまでの10年間全てを庇いきれなかったのでしょう。
凄いことに、この漫画家さんは、自分が連載をしている同じ雑誌に掲載されている他の作品からの盗用もあったようですね。
近年、盗作の疑惑が出ている漫画家をちらほら聞いていますが、ここまでの処分をされてはいなかったと思います。
某巨大掲示板では自己弁護の自作自演までやっちゃったようなので、やはりこの方が「盗用」「盗作」という重大性がわかっていないのだろうな、ということと同時に、自分の作品に対しての思い入れが「その程度」なのかな、と見下しがちな評価をせざるを得ません。
私は、結構、読んだマンガのどのコマにこんな表情があって、こんな構図があって、吹き出しの形と大きさと中に描いてある台詞、それからあそこにあった描き文字が・・・という具合に覚えていたりするんです。それだけ同じマンガをしつこく繰り返して読んでいたともいえますが(笑)。ですから、例えば昔から私が読んでいたマンガの盗作などがあったら、きっとわかると思うんですね。それは、読む側の私には、好きな漫画家の好きな作品のひとコマひとコマに思い入れがあって、記憶しているのだと思うのです。描いている側が一球入魂ではないけれど、ひとコマ入魂であるのがプロの作品であるなら、読む側でもその気持ちが伝わって、「あ、この絵」と思い至る結果になるのでしょう。
今回、発覚した盗作にしたって、盗作された側の作家さんの作品が好きで好きでとことん読んでいる読者からすれば、たやすく見つけられた「盗作」だったのだと思います。そして、それはつまり、盗作に気付くほどに、盗作した側の作家の作品をもじっくりと読んでくれていた読者がいたということでしょう。
なのに、盗作した彼女は「バスケット雑誌などのかっこいいシーンをモデルにして書くのと同じ気持ちで、書くのを急いでいた私はその作業さえすっとばして、井上先生の作品の中から何点かのシーンを参考・モデルにして描きました。」と謝罪コメントで述べています。これは自分を恥じていれば、いえないことだと思います。つまりは、彼女にとって、自分の作品のコマひとつはそんなに軽いものだったわけです。「写しちゃえ」程度の。
インターネットが普及して、インターネット人工総創作者時代。誰でも今日から作家が名乗れる時代になると、こうも「ものを創り出す」ということが舐められてしまうものなのか、と思わざるを得ない事象です。
長くなっちゃったなあ~。お邪魔なら、一旦削除して、TB張って自分のとこに移しますよ~。
(更紗陛下、”あっち”も、読んだらもっと怒るかもよ^^;)
by full-moon_city (2005-10-20 00:45)
ann-eちゃん、コメントありがと♪
削除、しないよぉ~!!
同じ創作者として許せないよね!
1コマ入魂!(笑)でもその気持ちはすっごくわかるよ!!
『細胞は三原順で出来ている』と言ってらっしゃる方もそうですよ。
だからバレてしまう。盗作した方、盗作された方どちらの作者(作品)のファンだとしたら、やるせないよね。(-”-〆
“あっち”って、○ch掲示板の自作自演カキコ?
それとも末次由紀盗作疑惑検証ブログ?
とりあえずは押えてあるッス(笑)
それにしても、10年選手でその殆どが盗用疑惑って…。
by 更紗 (2005-10-20 01:00)
その件についてはお恥ずかしい事に知らんかったです。
音楽は四小節同じ音符が並ぶと盗作になるそうですよね?
哀しい事に出版物についてはまだそういう明確な判断がなされない。
元ネタがとんでもなく有名な作品なんだから、気付かなかった担当編集者にも罪はあると思うんだけどなぁ。
私はパロディ文章書きです。
パロ屋にはパロ屋の常識というか、モラルって奴があって、ワザとどの部分を引用しているのか、読者に対してアピールします。
私も『細胞が三原順で出来ている』ところがあるので、三原作品のパロでなくても三原台詞が出てきます。だから、プロのなろうなどとは考えません。プロになって人の台詞を引用したら、そりゃプロと言ってはいけない。
三原先生ご自身も他者の書いたものを作品の中に取り入れるのが上手な方でした。しかし、それは決して登場人物自身の考えとして登用するのではなく、あくまでも彼らの読後感想であったり、学んだ事であったりしますよね?
だからこそ、件の作家さんのやった事は許されないと思うのです。
三原先生の意図や手法がわからんのか?と。
そういうことしたかったら、自腹切って自費出版しろよ。堂々と「三原先生ありがとうございます。引用させていただきました」って書けよ。
パロ作家が商業誌に移るときにはとてもご苦労が多いと聞きます。
商業誌では一切他者のキャラや台詞を使ってはいけないという思想が叩き込まれているから。それは犯罪だってわかってるから。
末次さんは、下積みを知らない方なんでしょうねぇ?人が苦労して考え、生み出したものを平気で使ってしまうのは、苦労を知らないからだと思うんです。
朝から熱くなってしまいました。
by ぽんた (2005-10-20 09:27)
今日一日で随分詳しくなったよ。
引用とかそういう問題ではなくて、完全な盗作・盗用(トレス)がボロボロあんのね。
ちょっとやってみてばれなかったからクセになっちゃった口か?
検証Blogもあったし、サイトが立ってるのもあった。
オリジナルとまねっ子を重ねて検証とかしててすげー笑った。
まんま重なってやんの。(o^ O^)シ彡☆バンバン
「有名な建物とかはどうするの?」みたいなことをご本人は書いていたけれど、角度とか目線で全然違ってくるじゃん。重なるのはやっぱまずいべ?
こういう“罪”が公でどんどん騒がれて、どんどん淘汰されて欲しいですね。
連続投稿失礼致しました。
by ぽんた (2005-10-20 15:51)
知らんかった、1回うの出来心なら抹殺はかわいそうだが10年分となると…
トレースは同人界でもご法度だよ( ´-`)
私も検索してみよう。
by SIX (2005-10-20 16:33)
私はどっちかってーと、この人、同人作家からプロになったんじゃないかと思った。
だから、盗用、トレース(でも、普通トレースはしないよな!!)を日常茶飯事的に普通にするのだと…。
>パロ屋にはパロ屋の常識というか、モラルって奴があって、ワザとどの部分を引用しているのか、読者に対してアピールします。
そうだよね、私も例の同人誌の『アルバイト・ア・ラ・カルト』にはTOPページにその旨ちゃんと記載してますもん!
それが暗黙の了解だよな。いくら同人と言えど。
SIXちん、mixyの三原コミュに関連URL乗っけてる人いるから、行ってみ(^^)
by 更紗 (2005-10-20 21:21)
ネットでも話題になってますね。
私はこの作者の作品は読んだことないのですが、名前は良く目にしました。結構売れていたのではないでしょうか?コミックスも数出ていたようですし。
この方にとって漫画とはなんだったのでしょう?
この方以外にも、盗作疑惑のある先生はいます、ネットでも検証しているサイトもいくつかありますね。盗んだのが井上雄彦の「スラムダンク」という大物だったから、今回の結果になった、とも言えるかもしれません。
それらすべてをおいても尚。
モノを描く、ものを造る、ということは、非常につらく大変な作業です、己の血肉を削る、といっても過言ではないと思っています。
それを生業にして締め切りやアンケートに追われる連載作家の仕事っていうのは、本当に大変の一言ではすまないと思うのです。だからこそ、こんなことを平然と出来たことは、逆に信じられません。
by いかさん (2005-10-21 22:27)
ううん。”あっち”は陛下の今、目の前にあるであろう(?)宿題のあすかべ作品よん。
by full-moon_city (2005-10-21 22:57)
いかさん
>モノを描く、ものを造る、ということは、非常につらく大変な作業です、己の血肉を削る、といっても過言ではないと思っています。
おっしゃるとうりです!
私のような素人も素人、単なるお絵描き大好き人間でさえ、けっこう気合入れたものにはへとへとになるくらい、神経&体力使います。
プロが横着をしてどうするのですか!?
彼女は椅子とか、背景とかも使っちゃいけないのか?と言うような事を書いていますが、それとコレとは全く違う次元だと言う事がわかってないようなので、計かわいそうです。(知ってて自己の正当化の為に言っているのであればべつですが!)
漫画家には絵を描くに辺り、資料と言うものが必要不可欠です。そのために取材旅行だってします。舞台が外国なら、海外にも行きます。そんな諸々の労力を惜しんでは、いい作品は生まれないですよ。
人の褌で相撲を取っちゃいかんです!!何があっても!!!
ann-eちゃん
“あっち”だいぶん進んだけど、唐突に『イエス・キリストはさ、笑ったことがありますか?』が出てきたときは、正直、「何だコレ!?」と思ったよぉ~(^^;
まだ続くのか?と思うとなんだか気が重い・・・。(;;)
裏ビデオのところは読んでて気分悪くなってきた。私、つくづくあーいう描写のものって嫌いだぁ~・・・。(泣)
by 更紗 (2005-10-23 20:53)
「あっち」って、もしかしてコレですか?
http://www.geocities.jp/flutter_of_earthbound_bird/
by 三文詩人 (2005-10-28 13:38)
三文詩人さん
>「あっち」って、もしかしてコレですか?
はい、そのとーりです!
ここに限らず、HP上で公開されている方はだいたい似ている箇所の抜粋だけなので、シチュエーションとかがよくわからないですよね。
三文詩人さんは件の小説『誰のための綾織』読まれました?
わたしは、ミステリーが苦手な上に作中作の「蛭女」が気持ち悪くて(いじめ・・・、てか所謂性的リンチ?な描写があるのだ)もう2週間くらいかかってるのに、まだ少し残ってます。(TT)
明日中には読破する予定ですが・・・。
by 更紗 (2005-10-28 20:18)
>三文詩人さんは件の小説『誰のための綾織』読まれました?
うんにゃです。
図書館で探してみて、もしも読めたら比較してみようかな、とも思いました。
だけど、他の人が分析してくれたら、それを読んだ方がラクです(苦笑)。
by 三文詩人 (2005-10-30 15:34)